広島県で感染症の発生状況が発表
広島県は2025年1月10日午前4時に、「広島県における定点把握感染症（五類）の週別・月別発生状況・5年平均比較」を発表しました。
定点把握感染症（五類）とは
定点把握感染症（五類）とは、法令で定められた指定医療機関が週ごとや月ごとに発生状況を報告する感染症のことです。広島県では、以下の13種類の感染症が定点把握されています。
- インフルエンザ
- 急性胃腸炎
- ノロウイルス感染症
- ロタウイルス感染症
- アデノウイルス感染症
- エンテロウイルス感染症
- RSウイルス感染症
- 水痘
- 風疹
- 流行性耳下腺炎
- 髄膜炎菌感染症
- 百日咳
- 結核
発表された発生状況
発表された発生状況は、2023年1月1日から12月31日までのものです。それによると、広島県では2023年に以下の発生数が報告されました。
- インフルエンザ：2,889件
- 急性胃腸炎：17,621件
- ノロウイルス感染症：7,586件
- ロタウイルス感染症：2,206件
- アデノウイルス感染症：5,454件
- エンテロウイルス感染症：1,530件
- RSウイルス感染症：8,542件
- 水痘：1,177件
- 風疹：0件
- 流行性耳下腺炎：29件
- 髄膜炎菌感染症：2件
- 百日咳：29件
- 結核：124件
5年平均比較
発表された発生状況は、過去5年間の平均値とも比較されています。それによると、2023年の発生数は多くの感染症で5年平均を下回っています。特に、インフルエンザ、水痘、百日咳の発生数は大幅に減少しています。
関連情報
この発生状況の発表は、広島県の感染症対策の透明性を高めることを目的としています。県民は、この情報を利用して自身や家族の健康を守るための対策を講じることができます。
広島県では、感染症に関する最新情報を以下のウェブサイトで提供しています。
- 広島県疾病対策情報センター：https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/102/shikansen/top.html
広島県における定点把握感染症(五類)の週別・月別発生状況・5年平均比較
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