広島市、国宝・国指定重要文化財　不動院で消防訓練を実施します（令和6年度）

広島市の文化財・不動院で消防訓練が実施

広島市は2025年1月10日午前0時45分、国宝に指定されている不動院で消防訓練を実施することを発表しました。

不動院は鎌倉時代に建立された寺院で、本堂や三重塔などの建造物が国宝や重要文化財に指定されています。また、広島市内で唯一の国宝建造物でもあります。

この訓練は、文化財を火災や地震などの災害から守るための対策の強化を目的として実施されます。広島市消防局と不動院が協力して、文化財の消火方法や収容方法などを想定した訓練が行われます。

訓練内容は次のようなものが含まれます。

• 本堂や三重塔の消火訓練
• 文化財の収容訓練
• 緊急時の連絡体制の確認

訓練では、文化財の素材や構造に配慮した消火技術や、貴重な文化財を安全に収容するための方法が検証されます。また、緊急時に消防局と不動院が迅速かつ円滑に連携できるよう、連絡体制の確認も行われます。

広島市では、今回の消防訓練を通じて、文化財の防火・防災対策のさらなる向上を図り、貴重な文化遺産の保護に努めていくとしています。

関連情報

• 不動院公式ウェブサイト: www.fudouin.or.jp/
• 広島市消防局公式ウェブサイト: www.city.hiroshima.lg.jp/site/fire/

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