伊方発電所における通報連絡事象
四国電力は、伊方発電所における令和6年12月の通報連絡事象について報告しました。
通報連絡事象とは?
通報連絡事象とは、原子炉を設置または使用する事業者が、原子力発電所に関わる特定の異常や不具合が発生したときに、原子力規制委員会や関係機関に通報・連絡する義務が生じる事象のことです。
令和6年12月の通報連絡事象
令和6年12月に伊方発電所において発生した通報連絡事象は次のとおりです。
- 発電機冷却系の配管に漏れが発生(レベル2)
発電機の冷却系に使用されている配管に漏れが発生しました。この漏れは微量であり、安全上の影響はありませんでした。
- 消防設備のホースの凍結(レベル1)
消防設備に使用されているホースが凍結しました。適切な対応により、消防設備の機能に影響はありませんでした。
レベルの分類
通報連絡事象は、その重大度に応じて「レベル1~4」の4段階に分類されます。
- レベル1:影響なし
- レベル2:限定的な影響
- レベル3:重大な影響
- レベル4:重大な影響
安全性への影響
報告された通報連絡事象はいずれも安全性に影響を与えていません。伊方発電所は、原子力規制委員会が定める安全基準を遵守して運転されています。
今後の対応
四国電力は、通報連絡事象の原因を調査し、再発防止策を講じるとしています。また、関係機関との連携を継続し、安全性の確保に取り組んでいくとしています。
関連情報
- 四国電力「伊方発電所における通報連絡事象(令和6年12月分)について」
- 原子力規制委員会「通報連絡事象に関する情報」
伊方発電所における通報連絡事象(令和6年12月分)について
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