中国電力、島根原子力発電所2号機の営業運転を再開
[2025年1月10日公開]
中国電力は2025年1月10日午前6時30分、島根原子力発電所2号機の営業運転を再開したことを発表しました。
背景と経緯
島根原子力発電所2号機は、2021年12月に定期検査のため運転を停止していました。検査では、原子炉の燃料交換や設備の点検・修理などが行われました。
その後、中国電力と原子力規制委員会（NRA）は、原子炉の安全性を確認するための審査を実施。審査の結果、原子炉は安全に運転できると判断され、営業運転再開が承認されました。
営業運転再開への影響
島根原子力発電所2号機の運転再開により、中国電力の発電能力が向上し、電力供給の安定性が確保されます。また、化石燃料への依存度が低下するため、温室効果ガスの排出削減にも貢献します。
関連情報
- 島根原子力発電所は、島根県松江市に所在する原子力発電所です。1号機と2号機の2基の原子炉を有しています。
- 原子力規制委員会（NRA）は、原子力施設の安全性を規制する日本の独立行政機関です。
- 原子炉の安全審査は、原子炉の設計、建設、運転に関する安全性を評価する包括的なプロセスです。
中国電力は、引き続き安全最優先の原則に基づき、島根原子力発電所を安全に運転していくとしています。
島根原子力発電所2号機の営業運転再開について
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