三重県、「建築物木材利用促進協定」締結式を開催
三重県は、県内産のヒノキなどの木材利用を促進するため、2025年1月10日午前3時に「建築物木材利用促進協定」の締結式を開催します。
協定の目的
この協定は、県庁舎や公共施設などの建築物における県産木材の使用拡大を図り、林業・木材産業の振興、地球温暖化対策の促進、森林の保全・整備などの効果を期待しています。
協定締結団体
協定を締結する団体は、三重県、三重県建築設計監理協議会、三重県建築士会、三重県建設業協会、三重県木造住宅協会の5団体です。
具体的な取り組み
協定に基づき、県は以下のような取り組みを行います。
- 県庁舎や公共施設などの建築物における県産木材の使用率向上に向けた指針の作成
- 県産木材の活用に関する情報提供や研修会の開催
- 県産木材の安定供給体制の整備
また、協定締結団体も、県産木材の利用促進を図る各種事業や活動に取り組みます。
関連情報
この協定の締結は、林野庁が推進する「ウッド・ファーストの推進」という政策の一環です。ウッド・ファーストとは、建築物において木材を優先的に利用することで、日本の森林資源の活用、温暖化対策、持続可能な社会づくりに貢献することを目指すものです。
また、三重県は県土の約70％が森林で、県産ヒノキは「長寿のヒノキ」として知られ、高い耐朽性や強度を誇ります。この協定により、県産ヒノキなどの木材利用が進めば、三重県の地域経済振興や森林資源の保護に大きな効果が期待できます。
「建築物木材利用促進協定」締結式を開催します
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