福島県で発表された「感染症発生動向調査報告」
福島県は2025年1月9日午前5時30分に、「福島県感染症発生動向調査報告」を公開しました。この報告書には、2023年12月25日から2024年1月1日までの1週間における、県内の感染症の発生状況がまとめられています。
主な内容
報告書によると、この期間に報告された感染症は次のとおりです。
- インフルエンザ様疾患: 1,000人当たり8.12人
- 風邪症候群: 1,000人当たり11.35人
- RSウイルス感染症: 1,000人当たり4.27人
これらの感染症の発生率は、前週と比べていずれも上昇しています。
インフルエンザの状況
インフルエンザ様疾患の発生率は、全国的な流行警戒基準値である1,000人当たり5.00人を超えており、県内は流行期に入っています。インフルエンザウイルス検出率も上昇しており、この期間に検出されたウイルスのうち、95%がインフルエンザA型でした。
その他の感染症
RSウイルス感染症の発生率も上昇しており、特に0歳児から6歳児の発生率が高いことが報告されています。
関連情報
福島県では、感染症の予防対策として、以下のことを呼びかけています。
- 手洗い、うがい、咳エチケットの徹底
- 十分な睡眠とバランスの取れた食事
- 混雑した場所への外出を控える
- 体調不良時は自宅で安静にする
また、インフルエンザワクチンの接種も推奨されています。
今後の見通し
県では、インフルエンザの流行は今後数週間続くことが予想されています。感染症への対策を徹底し、自身の健康と周囲の人の健康を守るように注意しましょう。
福島県感染症発生動向調査報告
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