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東北電力、秋田火力発電所における高濃度PCBを含有する変圧器の確認について


東北電力、秋田火力発電所に高濃度PCB含有変圧器を確認

東北電力は2025年1月9日、秋田県能代市の秋田火力発電所で、高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)を含む変圧器を確認したと発表しました。

PCBとは

PCBは、かつて絶縁油や潤滑油として広く使用されていた化学物質です。しかし、発がん性や環境への悪影響が指摘され、1972年に製造・使用が禁止されています。

変圧器の状況

今回確認された変圧器は、1970年頃に製造されたもので、100ppmを超える高濃度のPCBが含まれていたとのことです。東北電力は、この変圧器の使用を直ちに停止し、撤去に向けた準備を進めています。

PCB漏れの有無

東北電力によると、変圧器からのPCB漏れは確認されていませんが、調査を継続しているとのことです。また、周辺の環境への影響についても調査中とのことです。

健康への影響

高濃度のPCBは、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、東北電力は、今回の変圧器の撤去作業に当たって、従業員の健康への影響がないように適切な対策を講じると述べています。

今後の対応

東北電力は、他の発電所についてもPCBを含有する変圧器の調査を継続し、必要な措置を講じていくとしています。また、今回の件を受け、PCB管理体制の強化にも取り組むとのことです。

関連情報

  • 東北電力プレスリリース:https://www.tohoku-epco.co.jp/news/press/2025/1-09.html

秋田火力発電所における高濃度PCBを含有する変圧器の確認について

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