鹿児島県、高齢者虐待の状況を公表します

鹿児島県で高齢者虐待の状況が発表されました

鹿児島県は2025年1月8日午前4時6分に、「高齢者虐待の状況を公表します」という情報を発表しました。この発表では、県内の高齢者虐待の現状や課題、県の取り組みなどが明らかにされています。

虐待の件数と内容

2023年度に県が把握した虐待の件数は、307件でした。内容は、身体的虐待が160件（52.1%）、心理的虐待が113件（36.8%）、経済的虐待が19件（6.2%）、ネグレクトが7件（2.3%）、性的虐待が2件（0.6%）、その他が6件（2.0%）となっています。

虐待の加害者と被害者

虐待の加害者は、配偶者やパートナーが124人（40.4%）、子や孫が87人（28.3%）、介護者や施設職員が49人（16.0%）、その他が47人（15.3%）となっています。被害者は、80歳以上の高齢者が188人（61.2%）、70歳代が80人（26.1%）、60歳代が39人（12.7%）となっています。

県の取り組み

県では、高齢者虐待の防止と早期発見・対応のため、以下のような取り組みを行っています。

• 高齢者虐待に関する啓発キャンペーンの実施
• 相談窓口の拡充と支援体制の強化
• 介護従事者や地域住民への研修の実施
• 高齢者虐待防止ネットワークの構築

関連情報

• 鹿児島県高齢者虐待防止条例
• 鹿児島県高齢者虐待防止対策計画
• 全国高齢者虐待防止センター

相談窓口

高齢者虐待に関する相談窓口は、以下の通りです。

• 鹿児島県高齢者虐待通報ダイヤル（24時間受付）：099-224-6677
• 全国共通高齢者虐待防止通報ダイヤル（24時間受付）：0120-007-124
• 警察または地域包括支援センター

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