ツシマヤマネコ「もも」が永眠
東京都が2025年1月8日9時27分に発表したところによると、多摩動物公園で飼育されていたツシマヤマネコの「もも」が7日午後6時50分に死亡したそうです。
経緯
ももは2006年4月29日に生まれ、2009年3月に多摩動物公園にやって来ました。2022年9月に高齢による衰弱のため歩行困難となり、治療を受けていました。
多摩動物公園でのもも
ももは、多摩動物公園の「日本の自然」展示エリアで来園者の人気を集めていました。好奇心旺盛でやんちゃな性格で、来園者と触れ合うことが大好きだったそうです。
ツシマヤマネコについて
ツシマヤマネコは、対馬に生息する日本固有のネコ科動物です。国の特別天然記念物に指定されており、絶滅危惧種に分類されています。
関連情報
- 対馬には約100頭のツシマヤマネコが生息していると推定されています。
- ツシマヤマネコの減少要因としては、交通事故、ネコウイルス感染症、生息地の喪失などが挙げられています。
- 東京都は、ツシマヤマネコの保護と増殖に取り組んでおり、多摩動物公園では繁殖計画を実施しています。
今後の対応
多摩動物公園では、ももの死因を調査し、ツシマヤマネコの保護と繁殖に向けた取り組みを継続するとしています。
ツシマヤマネコ「もも」が死亡
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