東京の建設会社、旭機工が破産
東京都千代田区に本社を置く建設会社、旭機工株式会社が、2025年1月8日に東京地方裁判所から破産開始決定を受けました。
破産の理由
旭機工は、民事再生法の適用を受けていましたが、再生計画案を作成することが見込めなくなったため、破産手続きに移行することになりました。
民事再生法とは
民事再生法は、財務状況が悪化した企業が裁判所の監督のもとで再建を目指す制度です。再生計画案を作成し、裁判所の認可を得られれば、債権者の同意を得なくても借金を減額できます。
旭機工の負債額
破産手続き開始時点での旭機工の負債総額は約20億円と推定されています。
関連情報
旭機工は、オフィスビルやマンションの新築・改修を手掛けてきました。近年は、新型コロナウイルスの影響で建設業界が低迷していたとされています。
また、旭機工は、過去にも民事再生法を申請していますが、2016年に再建計画案が認可されて事業を継続していました。
破産手続き
破産開始決定を受けると、旭機工の全事業が停止されます。破産管財人が選任され、資産の処分や債権者の返済手続きが行われます。
破産手続きによって、旭機工の債権者は原則として全額を回収できなくなる可能性があります。
民事再生法から破産に 再生計画案作成が見込めず 旭機工（株）（東京）が破産開始決定
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