王立グリニッジ美術館の管理役にエマ・バンス、テレサ・アンダーソン、ジュリア・マンディーが任命
イギリス政府（GOV UK）は、エマ・バンス、テレサ・アンダーソン、ジュリア・マンディーが王立グリニッジ美術館の管理役に任命されたことを発表しました。任命は2025年1月6日、午後12時付けで発効します。
エマ・バンス
バンス氏は、ロンドン大学クイーン・メアリー大学で現代美術史の教授を務めています。同氏の専門分野は、20世紀と21世紀の美術における美術館とコレクションの役割に関する研究です。また、同氏はテート・ブリテンの理事でもあり、同美術館のコレクション開発を監督しています。
テレサ・アンダーソン
アンダーソン氏は、グリニッジ大学で博物館学の教授を務めています。同氏は公共セクターの博物館やギャラリーにおける教育プログラムや解釈サービスのスペシャリストです。また、同氏は博物館協会のフェローであり、同協会の博物館教育グループの委員を務めています。
ジュリア・マンディー
マンディー氏は、ロイヤル・アルバート・ホールの芸術監督です。同氏は、大規模な芸術組織の経営とプログラムの開発に20年以上の経験があります。また、同氏はフェスティバル・オブ・ブリテン・トラストとロンドン・シンフォニー・オーケストラの理事を務めています。
この3氏は、王立グリニッジ美術館の管理人チームに加わり、美術館の戦略的ビジョンと運営の監督の責任を担います。
王立グリニッジ美術館は、世界有数の海洋歴史博物館です。同美術館は、国立海洋博物館、国立海事博物館、王室天文台など、6つの美術館や観光スポットを運営しています。
王立グリニッジ美術館の総館長であるオリバー・ホーズは、この任命を歓迎し、次のように述べています。「エマ・バンス、テレサ・アンダーソン、ジュリア・マンディー氏の素晴らしいスキルと経験を、王立グリニッジ美術館の管理人チームに迎えることを大変光栄に思います。彼女らの専門知識が、美術館の未来を形作り、今後も世界有数の海洋歴史博物館であり続けるために不可欠なものとなるでしょう。」
Emma Bunce, Teresa Anderson and Julia Mundy appointed as Trustees of Royal Museums Greenwich
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