コンビニ店員の機転で特殊詐欺を未然防止！奈良県警が感謝状を贈呈
2025年1月6日、奈良県警は、特殊詐欺を未然に防止したとして、コンビニエンスストア店員の女性に感謝状を贈呈しました。
事件の概要
12月26日午後、奈良県内のコンビニエンスストアに、80代の女性が来店し、100万円分の電子マネーギフトカードを購入しようとしていました。店員の女性は、女性の不自然な様子や購入金額の多さに疑問を感じ、警察に通報しました。
駆けつけた警察官が事情を聞くと、女性は電話で「息子が逮捕され、保釈金が必要だ」と言われ、お金を送るよう指示されていたことが判明。警察は、この電話が特殊詐欺の手口であることを確認し、被害を防ぐことができました。
店員の機転
店員の女性は、次のような点に違和感を覚えて通報に至りました。
- 女性が高齢であること
- 大額の電子マネーギフトカードを購入しようとしていたこと
- 女性の言動が不自然だったこと
女性は普段からニュースで特殊詐欺の情報を仕入れており、不審な状況に気づいたら通報するよう注意していたそうです。
奈良県警の評価
奈良県警は、店員女性の機転と勇気ある行動を高く評価し、感謝状を贈呈しました。特殊詐欺の手口は巧妙化していますが、店員女性の冷静な対応が被害防止につながったとしています。
関連情報
- 特殊詐欺は、犯人が電話やメールなどで被害者に近づき、金銭をだまし取る犯罪です。
- 特殊詐欺の手口は多様で、息子や孫になりすましたり、行政機関職員を装ったりします。
- 不審な電話やメールがあった場合は、すぐに警察に通報することが重要です。
- コンビニエンスストアをはじめ、金融機関や郵便局でも特殊詐欺の防止対策が強化されています。
(12月26日)特殊詐欺被害を未然に防止したコンビニエンスストア店員へ感謝状を贈呈
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