マツダ、山口県に車載用リチウムイオン電池工場を建設
概要
マツダ株式会社は、2025年1月6日に、山口県岩国市に車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック工場を建設すると発表しました。
工場の概要
- 所在地： 山口県岩国市
- 建設時期： 2025年3月着工、2025年12月竣工予定
- 生産能力： 年間5万セット
- 投資額： 約1,500億円
- 雇用創出： 約500人
生産品目
この工場では、マツダの電動車両に搭載される円筒形リチウムイオン電池のモジュールとパックを生産します。
背景
マツダは、2030年までにすべての乗用車を電動化するという目標を掲げています。この目標を達成するため、マツダは電池の安定供給とコスト削減を図っています。
関連情報
マツダはこれまで、電池関連の取り組みとして以下を実施しています。
- 2022年：米国の電池メーカー、エンビジョンAESCと、北米向けのEV向け電池の共同開発・生産に関する覚書を締結。
- 2023年：山口県光市に電池研究開発センターを開設。
今後の展開
マツダは、2028年までにグローバルで150万台のEVを販売することを目指しています。岩国市の新工場は、この目標を達成するための重要な施設となる予定です。
マツダ、山口県岩国市に車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック工場を建設
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