鳥インフルエンザ対策強化へ、岩手県が本部会議を開催
岩手県は2025年1月5日早朝、第2回高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開催しました。
背景
全国的に鳥インフルエンザの発生が相次ぎ、岩手県でも11月頃から県内で感染事例が報告されています。このまま感染が拡大すると、県内の養鶏産業に大きな影響が出る恐れがあります。
会議の内容
会議では、県内の感染状況や他県での対策事例について情報共有が行われ、以下の対策が決定されました。
- 監視体制の強化：農場や搬送車両を巡回して異常がないか確認します。
- 消毒や防護対策の徹底：養鶏場や関連施設で適切な消毒を行います。
- 移動制限の拡大：感染防止のため、感染が確認された農場から半径10km以内を移動制限区域とします。
- 緊急殺処分の実施：感染が確認された農場では、ウイルスの拡散防止のため緊急殺処分を行います。
関連情報
- 岩手県では、養鶏場や関連施設に協力金制度を設けており、消毒や防護対策にかかる費用を支援しています。
- 消費者に対しては、鶏肉や卵を十分に加熱してから食べるよう注意喚起しています。
- 鳥インフルエンザに感染した野鳥や家禽を見つけた場合は、速やかに県や市町村の窓口にご連絡ください。
今後の対応
岩手県では、関係機関と連携して対策を実施し、鳥インフルエンザの拡大防止に努めていきます。県民の皆様には、適切な対策にご協力をお願いします。
関連リンク
- 岩手県 高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議（第2回）
- 岩手県 鳥インフルエンザ関連情報
第2回高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議（令和7年1月5日）
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