日立市かみね動物園でワタボウシタマリンの「いっちゃん」が逝去
茨城県日立市のかみね動物園は2025年1月2日午前5時、ワタボウシタマリンの「いっちゃん」（雌）が亡くなったことを発表いたしました。
いっちゃんは2004年3月25日に東京の多摩動物公園で生まれ、2006年3月25日にかみね動物園にやってきました。当時1歳のいっちゃんは、好奇心旺盛で活発な性格で、来園者の皆様に愛されていました。
しかしここ数年は年齢を重ねたことにより、腎臓や心臓の機能が低下し、治療を受けておりました。動物園のスタッフによると、近年は食欲が低下し、元気がなくなっていたそうです。
いっちゃんは、動物園の飼育下で繁殖にも貢献しました。2008年には双子の「ちくわ」と「かまぼこ」を、2011年には「こまち」を出産しています。
ワタボウシタマリンは、ブラジルの熱帯雨林に生息する小型のサルです。その特徴的な白い頭頂部の毛が「綿帽子」に似ていることから名前が付けられました。
いっちゃんの死により、かみね動物園のワタボウシタマリンは3頭（オス1頭、メス2頭）となりました。スタッフは、いっちゃんとのこれまでの思い出を振り返り、その愛くるしい姿や元気な鳴き声を懐かしんでいます。
来園者の皆様にも、いっちゃんとの思い出を偲んでいただくとともに、野生動物の保護の大切さについて考えていただければ幸いです。かみね動物園では、今後も動物の飼育と保護に努めてまいります。
ワタボウシタマリンのいっちゃんが亡くなりました
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日立市かみね動物園が2025-01-02 05:00に『ワタボウシタマリンのいっちゃんが亡くなりました』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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