三重県、高齢者虐待防止に関する調査結果を発表
三重県は、2024年12月28日午前3時に、「令和5年度三重県における高齢者虐待防止法に基づく対応状況等に関する調査結果」を公表しました。
調査の概要
- 調査対象：2023年4月～2024年3月の1年間
- 調査方法：市町村や関係機関へのアンケート調査
調査結果
通報件数
- 1年間の通報件数は426件。前年度比50件減。
虐待の種類
- 最も多かったのは「身体的虐待」で127件。
- 次いで「ネグレクト」116件、「心理的虐待」98件、「経済的虐待」79件、「性的虐待」6件。
虐待者の関係
- 虐待者の6割以上が家族関係。
- 最も多かったのは「息子」（23.9％）。
- 次いで「娘」（19.0％）、「孫」（15.5％）。
対応状況
- 通報があった426件中、395件（92.7％）で「対応」を実施。
- うち283件（71.4％）で「虐待があった」と認定。
- 対応の内容は、「関係機関との連携」「虐待者の指導」「被害者の保護」などが中心。
関連情報
- 三重県では、高齢者虐待を防ぐためにさまざまな取り組みを実施しています。
- 例えば、高齢者虐待相談窓口の設置や、関係機関との連携強化などです。
- また、県民向けに虐待防止に関する啓発活動も定期的に行っています。
三重県は今回の調査結果を踏まえ、今後も高齢者虐待の防止に取り組むとしています。
令和５年度三重県における高齢者虐待防止法に基づく対応状況等に関する調査結果を公表します
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