東北電力、女川原子力発電所2号機の定期検査報告書を提出
2024年12月27日、東北電力は、女川原子力発電所2号機の第11回定期事業者検査が終了し、「定期事業者検査報告書」を原子力規制委員会に提出したと発表しました。
定期事業者検査とは
定期事業者検査とは、原子力発電所が一定期間運転した後に行われる、安全性の確認や機器の交換・修理を行うための定期的な大規模点検です。
女川原子力発電所2号機について
女川原子力発電所2号機は、宮城県女川町にある沸騰水型原子炉で、出力は82.5万キロワットです。2023年11月17日から定期事業者検査が行われていました。
検査の内容
今回の定期事業者検査では、以下の作業が行われました。
- 燃料交換
- 安全関連機器の点検・調整
- タービン発電機などの主要機器の交換・修理
- 法定検査の受検
報告書の提出
検査の結果をまとめた「定期事業者検査報告書」は、原子炉等規制法に基づいて原子力規制委員会に提出されました。この報告書には、検査内容、確認された事項、是正措置などが記載されています。
今後のスケジュール
原子力規制委員会が報告書を審査した上で、原子力発電所の運転再開が許可されます。女川原子力発電所2号機の運転再開時期は、今後発表される見込みです。
女川原子力発電所2号機 第11回定期事業者検査終了に伴う「定期事業者検査報告書」の提出について
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