愛知県、2024年労働組合基礎調査結果について

愛知県「2024年労働組合基礎調査結果」を発表

愛知県は2024年12月27日、県内労働組合の状況を把握する「2024年労働組合基礎調査結果」を発表しました。

組織率の低下続く

調査によると、県内の労働組合組織率は2023年時点で14.1%となっており、前年調査（14.4%）から0.3ポイント低下しました。組織率は減少傾向が続き、ピーク時の1986年（39.5%）と比べると大幅に減少しています。

加入者は前年より微増

労働組合加入者数は2024年時点で35万9,000人となり、前年調査（35万7,000人）から0.7%微増しました。加入者数の増加は2020年以降続いており、労働組合の組織化活動の成果とみられています。

産業別組織率

産業別の組織率は、サービス業が最も高く17.9%、次いで製造業が15.3%となっています。一方、建設業は1.7%と低くなっています。

関連情報

愛知県労働組合基礎調査結果（https://www.pref.aichi.jp/soshiki/rodo/rodo/roren/2024taisaku/rorenkisochosa2024.html）
全国労働組合総連合（連合）（https://www.jtuc-rengo.or.jp/）
日本労働組合総連合会（連合）（https://www.jtuc-rengo.or.jp/）

労働組合の今後の課題

労働組合は組織率の低下や社会情勢の変化など、さまざまな課題に直面しています。今後、労働者の権利擁護や働く環境の改善に向けて、組織化の強化や活動内容の充実が求められます。