富山県の人口が減少傾向に
富山県が2024年12月27日に発表した「富山県の人口と世帯」によると、2024年12月1日時点の県推計人口は96万9,197人で、前年より4,946人減少しました。
人口減少要因
この減少は、出生数減少と死亡数増加による自然減、および県外への転出超過による社会減の両方が要因となっています。
- 自然減：出生数は前年より1,125人減少し、死亡数は前年より1,001人増加し、自然減は2,126人になりました。
- 社会減：県外への転出者数は前年より439人増加し、県内への転入者数は前年より338人減少したため、社会減は2,820人となりました。
世帯数も減少
世帯数は前年より1,614世帯減少して43万2,312世帯となりました。1世帯当たりの人数は前年より0.04人減少して2.25人です。
関連情報
- 富山県の総人口は、2010年の104万2,094人をピークに減少傾向が続いています。
- 富山県の人口減少率（0.51％）は全国平均（0.49％）をわずかに上回っています。
- 富山県は少子高齢化が進んでおり、高齢化率（65歳以上の人口割合）は25.9％と全国平均（29.1％）よりも低いものの、年々上昇しています。
人口減少対策
富山県では人口減少対策として、次のような施策に取り組んでいます。
- 子育て支援の拡充
- 移住促進施策
- 企業誘致による雇用創出
- U・Iターンの促進
県は今後もこれらの施策を継続的に実施し、人口減少の抑制と地域経済の活性化を目指していく予定です。
富山県の人口と世帯 富山県人口移動調査結果（推計人口）ー令和6年12月1日現在ー
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