秋田市、特定空家や管理不全空家の判断基準を公表
秋田市は、2024年12月26日03:00に『秋田市特定空家等および管理不全空家等判断基準について』を公開しました。
■特定空家・管理不全空家の定義
- 特定空家：長期間放置され、倒壊等により周辺住民や通行人に危害を及ぼす危険性が高い空家
- 管理不全空家：著しく管理が不十分なため、衛生上有害な影響を与える恐れがある空家
■判断基準
[特定空家]
- 倒壊の危険性のある損傷や傾きがある建物
- 屋根や外壁に大きな破損があり、雨漏りなどが生じている建物
- 窓ガラスや扉が破損しており、不法侵入の恐れがある建物
- 長期間居住者がいない建物で、周辺住民から放置状態との指摘がある建物
[管理不全空家]
- 建物や敷地が荒れ放題で、雑草やゴミが放置されている
- 窓ガラスや扉が破損しており、害獣の侵入や衛生上の問題が生じている
- 水道や電気などのライフラインが停止している建物
- 長期間居住者が不在で、周辺住民から不衛生状態との指摘がある建物
■関連情報
- 空家対策特別措置法：2015年に施行された法律で、特定空家や管理不全空家を市町村が認定し、所有者等に対して適切な措置を求めることができる。
- 秋田市特定空家等および管理不全空家等対策推進要綱：秋田市が2023年3月に策定した要綱で、特定空家や管理不全空家の認定手続きや支援策などを定めている。
■秋田市の取り組み
秋田市では、特定空家や管理不全空家を減少させ、安心して暮らせるまちづくりを進めるために、所有者や関係機関と協力しながら、認定・指導・支援などの対策に取り組んでいます。
市民の方は、該当する空家が疑われる場合は、秋田市へ連絡してください。
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