消防庁、非常勤消防団員への損害補償基準の改正案を公表
消防庁は、2024年12月26日午前5時より、「非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令」の一部を改正する政令案に関する意見募集を開始しました。
改正内容
改正案では、主に以下の内容が更新されます。
- 非常勤消防団員の損害補償基準の引き上げ
- 災害時に殉職した非常勤消防団員の遺族に対する補償金の増額
- 非常勤消防団員の遺族に対する弔慰金の創設
背景
近年、自然災害が激甚化・頻発しており、非常勤消防団員の活動中に負傷や死亡する事例が増加しています。今回の改正案は、団員の安全確保とモチベーション向上を図ることが目的です。
損害補償基準の引き上げ
現在の損害補償基準は以下の通りです。
- 負傷：1日につき1万9,500円
- 死亡：2,000万円
改正案では、負傷時の補償を1日につき2万7,000円、死亡時の補償を2,500万円に引き上げます。
遺族への補償
災害時に殉職した非常勤消防団員の遺族に対する遺族補償金の額が、現在の1,000万円から1,500万円に増額されます。また、新たに弔慰金として100万円が創設されます。
意見募集期間
意見募集の期間は、2024年12月26日午前5時から2025年1月26日午後5時までです。意見は、消防庁のウェブサイトまたは郵送で提出できます。
関連情報
- 消防庁ウェブサイト：https://www.fdma.go.jp/
- 非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令：https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=420AC0000000027
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令案に対する意見募集（令和６年12月26日）
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消防庁が2024-12-26 05:00に『非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令案に対する意見募集（令和６年12月26日）』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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