文部科学省、令和6年度教職大学院入学者選抜の状況を発表
文部科学省は、2024年12月26日の午前8時に「令和6年度教職大学院入学者選抜実施状況の概要」を発表しました。この報告書では、2024年度の教職大学院への入学選抜の状況が詳しく分析されています。
入学選抜状況
今年度の教職大学院入学者選抜において、全国の募集人員は12,260人でした。このうち、10,108人が合格し、合格率は82.4%となりました。前年度の合格率が81.5%だったことから、合格率はわずかに上昇しています。
志願者数
教職大学院への志願者数は、前年度の21,790人から22,037人と微増しました。この増加は、教職に対する関心の高まりと、教職大学院への進学が小学校教諭免許状の取得に必須となっていることが影響しているとみられます。
倍率
教職大学院の倍率は、平均で1.8倍でした。これは前年度の1.7倍よりわずかに上昇しています。倍率が最も高かったのは、東京学芸大学（3.3倍）と広島大学（3.0倍）でした。
男女比
教職大学院の入学者における男女比は、女性が62.8%、男性が37.2%でした。これは前年度とほぼ同じ比率です。
まとめ
文部科学省の報告書によると、令和6年度の教職大学院入学者選抜は、全体として順調に行われたようです。合格率は上昇しており、志願者数も増加しています。しかし、一部の大学では倍率が上昇しており、教職大学院への進学を希望する場合は、早めの準備が重要です。
この報告書は、今後の教職大学院入学者選抜の改善や教育政策立案に役立てられるものと期待されています。
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