日本郵便、三菱HCキャピタル、フルタイムシステムと提携し宅配ボックスの設置拡大へ
2023年12月25日、日本郵便株式会社は、三菱HCキャピタル株式会社とフルタイムシステム株式会社との協業を開始すると発表しました。この協業により、全国に宅配ボックスを設置し、再配達を削減することを目指しています。
フルタイムロッカーとは
フルタイムロッカーは、24時間365日利用可能な宅配ボックスで、不在時でも荷物の受け取りが可能です。受取人は、荷物到着の通知を受けると、専用アプリを使用してロッカーの暗証番号を取得し、荷物を受け取ることができます。
協業の目的
この協業の目的は、再配達を削減することです。再配達は宅配便事業者にとって大きな負担となっており、環境にも悪影響を及ぼします。宅配ボックスの設置拡大により、受取人が不在時に荷物を確実に受け取ることができ、再配達が減ることを見込んでいます。
協業の内容
日本郵便と三菱HCキャピタルは、フルタイムシステムが提供する宅配ボックスを共同で設置します。設置場所は、三菱HCキャピタルが保有する駐車場や商業施設などが検討されています。
設置数の目標
協業では、2025年までに全国に約1万台のフルタイムロッカーを設置することを目指しています。この目標を達成することで、年間約100万件の再配達を削減できると見込まれています。
メリット
この協業によるメリットは次のとおりです。
- 受取人の利便性向上
- 再配達数の削減
- 環境への配慮
日本郵便は、この協業により、再配達削減の取り組みを強化し、顧客満足度の向上を図ります。
三菱HCキャピタル、フルタイムシステム、フルタイムロッカー、日本郵便による協業の開始 ~宅配ボックスの設置拡大により再配達削減に貢献~
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