愛知県が自衛隊防災演習「南海レスキュー2024」に参加
公開日: 2024年12月25日 01:30
愛知県は、2024年12月25日（水）に、自衛隊が実施する防災演習「南海レスキュー2024」への訓練参加を発表しました。
目的と概要
「南海レスキュー2024」は、南海トラフ地震が発生した際の大規模災害に対応するための、自衛隊の防災訓練です。災害が発生した時の連携強化と、被災地への迅速な対応を目的として実施されます。
訓練では、愛知県と三重県を震源地とするマグニチュード9.1の地震が発生した想定で、次のような内容が行われます。
- 災害派遣要員の出動
- 被災地への緊急展開
- 捜索・救助活動
- 医療救護活動
愛知県の役割
愛知県は、訓練に参加する自治体の一つとして、以下の役割を担います。
- 災害対策本部を設置し、訓練運営を支援
- 災害派遣要員を派遣
- 被災地への物資輸送を支援
関連情報
南海トラフ地震は、東海地方から九州地方にかけての海溝で発生する巨大地震です。過去には、1944年（昭和東南海地震）や1946年（昭和南海地震）にマグニチュード8クラスの地震が発生しています。
政府は、南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率を70～80％と見積もっています。地震が発生した場合、愛知県を含む東海地方では、震度6強以上の強い揺れと、津波が発生することが予想されています。
訓練の意義
「南海レスキュー2024」は、大規模地震への備えを強化し、災害発生時に迅速かつ適切に対応するための貴重な機会です。訓練を通じて、自衛隊と自治体間の連携を強化し、被災地の支援体制を向上させることが期待されています。
自衛隊防災演習「南海レスキュー2024」への訓練参加について
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