愛知県、愛知県総合教育センターの敷地における土壌汚染について

愛知県、総合教育センター敷地内の土壌汚染を発表

愛知県は2024年12月25日午前1時30分、愛知県総合教育センターの敷地で土壌汚染が確認されたことを公表しました。

汚染物質と範囲

汚染物質はトリクロロエチレン（TCE）で、農薬や工業用溶剤として使用される揮発性有機化合物（VOC）です。汚染は、敷地内の駐車場の地下約2.5メートルから約11メートルの深さの地下水で検出されました。汚染の範囲は約5,000平方メートルと推定されています。

原因と健康影響

汚染の原因は現在調査中です。TCEは、長期的な曝露により健康に悪影響を及ぼす可能性がありますが、現在の濃度は人体に影響を与えるレベルではありません。

対策

愛知県は、汚染の拡散を防止するための対策を講じています。これらには、汚染地下水の揚水と浄化、汚染土壌の除去などが含まれます。

教育センターの営業

教育センターは現在も営業していますが、汚染区域の一部が立ち入り禁止となっています。汚染区域に近づくことは控えてください。

関連情報

トリクロロエチレン（TCE）に関する厚生労働省のページ：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120713_00003.html
愛知県環境局の土壌汚染に関するページ：https://www.pref.aichi.jp/kankyo/doboku/dosui/

住民への影響

今回の土壌汚染は、周辺住民の健康に直接的な影響を与えるものではありません。ただし、汚染の拡散を防止するための対策にご協力ください。