川崎重工、舶用エンジン検査不正を国交省に報告
2024年12月25日
川崎重工業は、舶用エンジンの検査不正について社内調査を実施し、その報告書を国土交通省に提出しました。
不正の内容
調査の結果、川崎重工業の子会社である川崎重工舶用エンジン製造の従業員が、一部の舶用エンジンの試験データ改ざんを行っていたことが判明しました。
改ざんされたデータは、エンジンが国際基準を満たしていることを証明するために使用されていました。
影響
この不正により、改造されたエンジンを搭載した船舶の安全性が懸念されています。
国交省は、検査不正を受けたエンジンを搭載した船舶の運航停止を命じています。
調査と対応
川崎重工業は、不正発覚後すぐに社内調査委員会を設置し、調査を実施しました。
調査委員会は、不正行為の責任者を特定し、懲戒処分を下しました。
同社はまた、再発防止策として、試験手順の強化や監査体制の充実などの対策を講じています。
関連情報
- 国土交通省のプレスリリース
- 川崎重工業のプレスリリース
- 運輸安全委員会による調査状況
今回の不正は、川崎重工業の信頼を損なう深刻な問題です。同社は、再発防止に努め、信頼の回復に全力を尽くすとしています。
（開⽰事項の経過）舶用エンジンにおける検査不正について（国土交通省への社内調査報告）
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