コンビニ店員が詐欺被害を未然に防止、奈良県警から感謝状
奈良県警は2024年12月25日、サポート詐欺の被害を未然に防いだコンビニエンスストア店員に感謝状を贈呈しました。
事件の経緯
12月18日の午後、奈良県桜井市のコンビニエンスストアで、80代の男性がスマートフォンを操作しながら「登録料を払わないとパソコンが動かなくなる」という電話を受けていました。店員は男性の様子がおかしいことに気付き、すぐに声をかけました。
店員は、「サポート詐欺かもしれないので、お金を払わないでください」と男性に伝え、男性に落ち着くよう促しました。さらに、警察に通報し、その場から離れないように男性を説得しました。
その結果、男性は詐欺被害を避けることができました。
店員の対応
店員は、男性の異変に気付き、声をかけて冷静に対処しました。また、警察への通報や男性の説得など、迅速かつ適切な対応を行い、被害を未然に防ぎました。
奈良県警のコメント
奈良県警は、「店員の機転と冷静な対応が、詐欺被害の防止につながりました。県民の安全と安心を守るために、今後もコンビニエンスストアなどの関係者の方々との連携を図っていきたい」と述べました。
サポート詐欺への注意喚起
サポート詐欺は、コンピューターやスマートフォンのトラブルを装い、サポート料や登録料をだまし取る犯罪です。電話やメールで不審な連絡があった場合は、冷静に対処し、お金を振り込まないようにしましょう。困ったときは、家族や友人、警察に相談してください。
(12月18日)サポート詐欺被害を未然に防止したコンビニエンスストア店員に感謝状を贈呈
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