三井住友海上、不正アクセス被害に関する調査結果を発表
三井住友海上火災保険株式会社（三井住友海上）は、2024年12月25日に、業務委託先に対する不正アクセス被害の調査結果を公表しました。
被害の概要
2024年12月19日に、三井住友海上の業務委託先である株式会社ピーエヌシー（以下、ピーエヌシー）が、不正アクセスを受けました。この不正アクセスにより、一部顧客情報の漏洩が発生しました。
漏洩した情報
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 生年月日
- 性別
- 職業
- 勤務先
- 契約内容（保険種別、契約期間、保険料など）
影響を受けた顧客数
約280,000人
調査結果
調査の結果、不正アクセスは海外の犯罪グループによるもので、ピーエヌシーのセキュリティシステムの脆弱性を悪用して行われたことが判明しました。三井住友海上とピーエヌシーは、協力して原因の究明と再発防止対策に取り組んでいます。
対策
三井住友海上は、影響を受けた顧客に対して個別に連絡し、被害状況を説明するとともに、謝罪と対応策を伝えています。また、以下のような対策を講じています。
- セキュリティシステムの強化
- 従業員へのセキュリティ意識向上教育の強化
- 保険契約内容の確認と必要な対応の検討
- 業務委託先との契約の見直し
今後の対応
三井住友海上は、影響を受けた顧客へのサポートを最優先に行い、再発防止に向けた取り組みを継続していきます。今後も、顧客情報の保護に最大限に努めてまいります。
関連情報
- 三井住友海上火災保険株式会社：https://www.ms-ins.com/
- 業務委託先における不正アクセス被害に関する調査結果について（PDF）：https://www.ms-ins.com/pdf/corporate/20241225_02.pdf
業務委託先における不正アクセス被害に関する調査結果について（PDF：容量107.8KB）
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