金融庁、炭素クレジット取引の金融インフラに関する検討会第3回議事録を公開
金融庁は2024年12月24日、カーボン・クレジット取引に関する金融インフラのあり方等に係る検討会の第3回議事録を公表しました。
検討会の目的
この検討会は、炭素クレジット取引の活性化に向けて、必要な金融インフラの整備や制度のあり方について議論することを目的としています。議題には、以下の内容が含まれます。
- 炭素クレジット取引市場の透明性と信頼性の確保
- 取引所の設立や運営に関する要件
- 炭素クレジットの認証や評価の方法
- 取引参加者のリスク管理
第3回議事録の概要
第3回議事録では、主に以下の内容が議論されました。
- 炭素クレジット取引市場の現状と課題：国際市場の過熱や、一部のプロジェクトの質の低さなどの課題が指摘されました。
- 取引所のあり方：取引所が炭素クレジット取引に果たす役割と、取引所の設立・運営要件について議論されました。
- 認証制度：炭素クレジットの信頼性を確保するための認証制度のあり方について検討されました。
- リスク管理：取引参加者が直面するリスクの特定と、リスク管理の手段について議論されました。
今後のスケジュール
検討会は今後も議論を続け、2025年3月頃に報告書をまとめる予定です。この報告書は、政府による関連政策の策定に活用される見込みです。
関連情報
- 金融庁：カーボン・クレジット取引に関する金融インフラのあり方等に係る検討会（第3回）議事録
- 環境省：カーボン・クレジット制度
カーボン・クレジット取引に関する金融インフラのあり方等に係る検討会（第３回）議事録を公表しました。
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