新潟県、令和6年度の雪による被害状況について

新潟県、令和6年度の雪害被害状況を発表

新潟県は、2024年12月24日午前6時15分に「令和6年度の雪による被害状況」を発表しました。

被害状況

積雪量: 県下全域で平年を大きく上回る積雪が記録されました。特に上越地方と中越地方で記録的な大雪となり、山間部では2メートルを超える積雪を観測しました。
家屋被害: 住宅や非住宅合わせて約500棟が損壊または倒壊しました。屋根からの落雪による被害が目立ちました。
交通障害: 大雪により、県内各所の道路が通行止めとなりました。高速道路も一部区間が閉鎖され、交通網が麻痺しました。
インフラ被害: 電柱の倒壊や送電線の切断により、約10,000世帯が停電しました。また、水道管の凍結による断水も発生しました。
農業被害: 融雪による冠水や凍結被害により、水稲や野菜などの農作物に被害が出ました。
人的被害: 雪かき中の転倒などにより、約20人が負傷しました。

関連情報

気象庁の観測データ: 新潟県上越地方では、12月23日の24時間で136cmの降雪を記録しました。中越地方でも、12月24日の24時間で96cmの降雪を観測しました。
防災気象情報: 大雪警報が県内全域に発表され、自治体は住民に対し不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
災害派遣要請: 新潟県は、自衛隊に対して災害派遣を要請しました。自衛隊は、除雪や交通規制などの支援活動にあたっています。

今後の対応

新潟県は、現在、除雪や復旧作業を急ピッチで進めています。また、被害状況の把握や被災者への支援策の検討を行っています。

県民の皆様には、引き続き大雪に警戒し、安全第一に行動するよう呼びかけています。