日本取引所グループ、[東証]上場廃止等の決定：エレマテック（株）

エレマテック株の上場廃止決定

2024年12月23日、日本取引所グループは、エレマテック株式会社の東京証券取引所における上場廃止を決定したと発表しました。

上場廃止の理由

エレマテックは、電子部品や半導体製造装置の販売を手がける会社です。上場廃止の理由は、同社が2022年3月期から2期連続で債務超過に陥り、債務超過の解消の見込みが立たないためです。

上場廃止日

エレマテック株の上場廃止日は、2025年3月10日（月曜日）に予定されています。

関連情報

エレマテックの2022年3月期決算では、売上高が前年比20.6%減の37億6,400万円、営業損失が同2億2,500万円、最終損失が同2億7,600万円となりました。
同社は、経営再建のため、リストラや事業の縮小などの対策を実施していますが、債務超過の解消には至っていません。
上場廃止後は、エレマテック株は店頭市場（JASDAQ）に上場される予定です。

市場への影響

エレマテック株の上場廃止は、同社株を保有する投資家に影響を与える可能性があります。上場廃止により、市場での流動性が低下し、売却が難しくなる可能性があります。

また、エレマテック株の廃止は、エレクトロニクス業界における同社の存在感を薄れさせる可能性があります。