大分県警が特殊詐欺への注意を呼びかけ
大分県警察本部は2024年12月23日午前7時に、「●特殊詐欺に注意！！●」と題する注意喚起の情報を発表しました。
特殊詐欺とは
特殊詐欺とは、電話やメールなどで個人情報を聞き出したり、金銭をだまし取ったりする悪質な犯罪です。犯人は、警察官や銀行員などを装うことが多く、巧みな話術で被害者を騙そうとします。代表的な手口は以下の通りです。
- オレオレ詐欺：身内を装って金銭をだまし取る。
- 架空請求詐欺：身に覚えのない料金を請求し、支払わせようとする。
- 還付金詐欺：税金や保険料などの還付金があると言って、手数料名目で金銭をだまし取る。
- キャッシュカード詐欺：ATMでキャッシュカードを抜き取る。
大分県内の状況
大分県内でも、特殊詐欺による被害が相次いでいます。県警によると、2023年中に確認された被害件数は67件、被害総額は約4億5,000万円にも上っています。
注意喚起ポイント
県警は、以下のような点に注意するよう呼びかけています。
- 不審な電話やメールには応答しない。
- 身内から連絡があった場合でも、声で本人確認をする。
- 金銭の受け渡しは、直接対面で行う。
- ATMで操作する際は、周囲に注意を払う。
- 家族や親戚に特殊詐欺について情報を共有する。
対策
特殊詐欺の被害を防ぐためには、以下のような対策が有効です。
- 電話帳やSNSに、個人情報を載せない。
- 留守番電話や着信拒否の設定をする。
- 特殊詐欺に関する情報収集を行う。
- 警察官や銀行員が自宅に来ることはないので、不審に思ったら110番通報する。
県警は、市民一人ひとりが特殊詐欺被害を防止するために、注意喚起と対策の徹底を呼びかけています。
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