中部電力、常葉大学の学生により企画・制作浜岡原子力発電所クリアランス金属を再利用した作品の浜岡原子力館での展示開始について

中部電力が廃棄物利用アートを展示開始

中部電力は2024年12月21日、常葉大学の学生が企画・制作した廃棄物利用アート作品を、浜岡原子力館で展示開始しました。

作品の背景と意義

この作品は、浜岡原子力発電所で発生したクリアランス金属を使用したものです。クリアランス金属とは、放射性物質の含有量が規制値以下に低下した廃棄物です。

常葉大学の学生は、このクリアランス金属が単なる廃棄物ではなく、再利用できる貴重な資源であることに着目しました。作品制作を通じて、廃棄物の再利用の重要性と、原子力エネルギーの安全な利用について考えるきっかけを提供したいと考えています。

作品の内容

学生が制作した作品は、浜岡原子力発電所の建物をモチーフにした立体作品と、クリアランス金属を使用した絵画で構成されています。立体作品は、発電所の外観を忠実に再現しており、クリアランス金属がアクセントとして使用されています。絵画は、クリアランス金属の粒子を混ぜた塗料を使用して描かれており、原子炉内部の様子や発電所の風景を表現しています。

展示期間

これらの作品は、2025年3月31日まで浜岡原子力館で展示されます。入場は無料です。

関連情報

浜岡原子力館：https://www.hamaoka-atomickan.com/
常葉大学：https://www.toyo.ac.jp/
原子力発電所からの廃棄物の再利用：https://www.meti.go.jp/shingikai/santei/enecho/nuclearwaste_home/h2703_003.html

中部電力は、今後も廃棄物の有効利用や原子力エネルギーの安全な利用に関する取り組みを継続していくとしています。

常葉大学の学生により企画・制作

浜岡原子力発電所クリアランス金属を再利用した作品の浜岡原子力館での展示開始について