山本農林水産政務官とASEAN事務総長が会談
2024年12月20日、山本有二農林水産大臣政務官はASEAN（東南アジア諸国連合）事務局を訪れ、カオ・キムホン事務総長と会談しました。
会談では、農業、林業、水産業におけるASEANとの協力強化について協議しました。
協議内容
- 農業の近代化支援: ASEAN加盟国の農業生産性と食料安全保障の向上のための技術協力と投資拡大。
- 持続可能な林業の促進: 気候変動緩和と生物多様性の保全のための持続可能な森林管理慣行の共有。
- 水産資源の持続可能な利用: 乱獲や過剰漁獲への対策強化のための情報共有と管理体制の協力。
関連情報
この会談は、ASEANが日本にとって重要な経済パートナーであることを反映しています。ASEANは、日本にとって5番目に大きな貿易相手国であり、農業、林業、水産業を含む幅広い分野で協力関係を構築しています。
また、日本はASEAN設立50周年を記念して、2025年までに1000万人のASEAN国民に日本の農業技術やノウハウを普及させることを目標とした「ASEAN-日本農業協力イニシアティブ」を立ち上げています。
今後の展開
今回の会談を踏まえて、日本とASEANは、協議内容の具体的なアクションプランを策定し、協力関係をさらに強化していく予定です。
この協力強化により、ASEANの経済発展と食料安全保障の向上、さらには地域の環境保全に貢献することが期待されています。
山本農林水産大臣政務官とカオ・キムホンASEAN事務総長との会談
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