厚生労働省が輸入食品の監視結果を公表
2023年12月20日、厚生労働省は「令和６年度輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果（中間報告）」を公表しました。
この計画は、日本に輸入される食品の安全性を確保するため、厚生労働省が実施する監視指導に関するものです。
監視対象
- 畜産物（肉類、水産物、卵、乳製品など）
- 農産物（果物、野菜、穀物など）
- 加工食品（缶詰、菓子、飲料など）
監視内容
- 残留農薬検査
- 細菌検査
- 放射性物質検査
- その他安全性確認試験
監視結果（中間報告）
- 2022年4月1日から10月31日までの期間に、約12,000件の食品を検査しました。
- その結果、残留農薬や細菌の基準値超過など、安全基準に違反する食品は79件確認されました。
違反食品の内訳
- 果物や野菜：44件
- 加工食品：17件
- 水産物：8件
- 肉類：4件
- 卵：2件
- 乳製品：1件
- 穀物：1件
- その他：2件
措置
基準値超過が確認された食品については、輸入の停止や販売中止などの措置が講じられました。
厚生労働省のコメント
厚生労働省は、「輸入食品の安全性を確保するため、今後も監視指導を強化していく」と述べています。
消費者への影響
この監視結果は、輸入食品の安全性に対する消費者の信頼を高めるのに役立ちます。ただし、個々の食品の安全性を保証するものではないため、消費者は食事に注意を払うことが重要です。
関連情報
- 厚生労働省の輸入食品監視指導計画：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yunyu/kanrikanosi.html
- 輸入食品監視指導結果（中間報告）：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/yunyu/kanrikanosi/kijunkaisei/04.html
令和６年度輸入食品監視指導計画に基づく監視指導結果（中間報告）の公表
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