厚生労働省がインフルエンザの発生状況を発表
厚生労働省は2024年12月20日午前5時に、最新のインフルエンザ発生状況を発表しました。それによると、インフルエンザの流行が全国的に広まりつつあります。
流行状況
全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、12月19日時点では1万人あたり18.87人でした。これは流行開始ライン（1万人あたり10人）を上回り、過去5年間の同時期と比較して高い水準となっています。
地域別感染状況
インフルエンザの感染は全国的に確認されていますが、特に流行が深刻なのは以下の地域です。
- 北海道
- 東北地方
- 関東地方
- 中部地方
その他、近畿地方や中国地方でも感染の拡大が見られています。
流行するインフルエンザウイルス
現在、流行しているインフルエンザウイルスは、次の2種類です。
- A型インフルエンザウイルス（H1N1）pdm09
- B型インフルエンザウイルス（Yamagata系統）
症状
インフルエンザの一般的な症状は次のとおりです。
- 発熱
- 頭痛
- 関節痛
- 筋肉痛
- 咳
- のどの痛み
- 鼻水
予防と対策
インフルエンザの予防と対策には、以下の対策が有効です。
- ワクチンの接種
- 手洗いやうがいなどの手指衛生
- マスクの着用
- 十分な休息と栄養の摂取
- 部屋の換気
重症化リスクのある方
以下の方は、インフルエンザに感染すると重篤化するリスクが高いため、注意が必要です。
- 高齢者
- 乳幼児
- 妊婦
- 基礎疾患のある方
医療機関の受診
インフルエンザの症状が出た場合は、早急に医療機関を受診しましょう。重症化を防ぐために、抗ウイルス薬の投与を受けることが重要です。
今後の見通し
厚生労働省は、インフルエンザの流行は今後さらに拡大すると予測しています。引き続き、予防と対策を徹底することが大切です。最新の情報は、厚生労働省のホームページでご確認いただけます。
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