愛媛県で高病原性鳥インフルエンザ疑似患畜を確認、農水省対策本部が開催
2024年12月19日、農林水産省は愛媛県伊予市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認したと発表しました。
疑似患畜の状況
- 死亡した鶏から採取した検体の遺伝子検査で、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
- 現在、国立研究機関での確認検査を実施中で、確定診断を待っています。
対策本部開催
この事態を受け、農林水産省は同日、緊急で「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催を行いました。
対策内容
対策本部では、以下の対応を決定しました。
- 疑似患畜の飼育場半径10km以内を「移動制限区域」に指定し、家畜の移動を禁止。
- 患畜の発生が確認された養鶏場から半径3km以内を「搬出制限区域」に指定し、家畜や家畜製品の搬出を禁止。
- ウイルス拡散防止のため、周辺の養鶏場を消毒し、鶏の移動を制限。
- 発生地域での野鳥の飛来状況を調査し、必要に応じて駆除を実施。
注意喚起
農林水産省は、家畜の異常がないか注意深く観察し、異常が見られた場合は速やかに獣医師または家畜保健所に連絡するよう呼びかけています。また、野鳥の死骸をむやみに触らないよう、注意を促しています。
関連情報
- 農林水産省「愛媛県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について」 www.maff.go.jp/j/press/sonota/bousai/241219.html
- 愛媛県「愛媛県伊予市で発生した家畜の異常死事案（鳥インフルエンザ疑似患畜）について」 www.pref.ehime.jp/h30800/kanso/2024/20241219-1.html
愛媛県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について
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