山形県で豚熱、新たに2頭確認
山形県は2024年12月19日午前5時15分、県内で新たに2例の豚熱を確認したと発表しました。今回の確認で、県内の豚熱発生数は累計184～185例目となります。
確認されたイノシシは、いずれも鶴岡市の畜舎や周辺で捕獲されたものです。どちらも成体で、やせ細り、発熱などの症状が見られました。
山形県では、発生地域周辺の衛生管理の徹底、家畜へのワクチン接種、捕獲による野生イノシシの頭数抑制などの対策を講じています。
豚熱とは
豚熱は、豚やイノシシに感染するウイルス性の病気です。発熱、食欲不振、咳、下痢などの症状が見られ、感染した動物の約90％が死亡します。
豚熱は、感染した動物の体液や分泌物、糞尿を介して他の動物に感染します。野生イノシシが家畜に感染させる主な経路は、家畜がイノシシの死骸や感染した飼料を食べることです。
関連情報
- 山形県 獣畜保衛生課: www.pref.yamagata.jp/ou02/chuikuboh/
- 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）: www.naro.affrc.go.jp/
- 豚熱防疫対策ポータルサイト: www.jppvsl.com/african-swine-fever/
県内における野生イノシシからの豚熱の確認について（県内184~185例目）
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