住友金属鉱山、日向製錬所にニッケルマット生産設備を新設
住友金属鉱山株式会社(以下、住友金属鉱山)は2024年12月19日、宮﨑県日向市の日向製錬所に、ニッケルマットを新たに生産するための設備を建設することを決定したと発表しました。
ニッケルマットとは
ニッケルマットは、製鉄プロセスで使用される中間製品です。主にニッケル、鉄、硫黄からなり、ステンレス鋼やその他の合金の製造に使用されます。
新設備の概要
新設備は、2026年10月の完成を目指し建設され、年間2万トンのニッケルマットを生産する予定です。総投資額は約1,100億円を見込んでいます。
新設備では、住友金属鉱山が保有する低品位ニッケル鉱石を原料として、電気炉を使用してニッケルマットを生産する予定です。
狙い
この設備投資は、以下の狙いがあります。
- 世界的なニッケル需要の高まりに対応する
- 低品位ニッケル鉱石の有効活用を図る
- 国内におけるニッケルマットのサプライチェーンを強化する
関連情報
- 世界のニッケル需要は、電気自動車やステンレス鋼の需要増加により、今後数年で拡大すると予想されています。
- 住友金属鉱山は、日本のニッケルマットの主要供給者の1つです。
- 日向製錬所は、1950年に創業した住友金属鉱山の主要製錬所です。主に銅、金、銀を生産しています。
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住友金属鉱山が2024-12-19 00:58に『日向製錬所でニッケルマット生産のための設備投資を決定』を公開しました。このニュースを関連情報を含めて優しい文章で詳細な記事を書いてください。
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