令和6年産種子大豆の手選別作業がはじまりました
岩手県産大豆の品質向上に取り組む《中部》いわてアグリベンチャーネットが、2024年12月19日（火）より、令和6年産種子大豆の「手選別作業」を開始しました。
手選別作業とは？
手選別作業とは、コンバインで収穫後にふるい分けられた大豆の中から、「粒の大きさや色が規格外のもの」「虫食いや傷があるもの」を、人の手によって取り除く作業のことです。
この作業により、均一で高品質な種子大豆を選別し、翌年の大豆栽培に役立てています。
作業を手作業で行う理由
種子大豆は、翌年の大豆栽培の種として使用するため、品質が非常に重要になります。機械による選別だけでは取り除けない、わずかな欠点を見逃さないように、熟練した作業員が手作業で行っています。
選別基準
手選別では、以下の基準に基づいて大豆を選別しています。
- 粒の大きさ: 規格外のもの
- 粒の色: 変色したもの
- 虫食い、傷: 食害や傷みがあるもの
- その他: 病気や雑草の種子など、異物混入したもの
作業の様子
作業員は、ベルトコンベア上で流れてくる大豆を注意深く観察し、欠点のある大豆を取り除いています。一つ一つ手作業で選別するため、時間と労力がかかりますが、良質な種子大豆を確保するために重要な作業です。
この作業は、令和7年3月まで継続する予定です。選別された種子大豆は、翌年の春に農家に配布されて、良質の大豆が生産されることにつながります。
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