NTT、大規模災害発生時におけるネットワークの早期復旧に向けた通信事業者間の協力体制を強化～各社のアセットの共同利用や船上基地局を活用～

NTT、大規模災害時のネットワーク復旧協力体制を強化

大規模災害発生時に通信インフラが損傷すると、緊急連絡や災害復旧活動に支障が出る可能性があります。これを防ぐため、日本電信電話株式会社（NTT）は、他の通信事業者と協力して、ネットワークを早期復旧するための取り組みを強化しています。

今回の取り組みでは、各通信事業者が保有するインフラを共同利用し、災害で損傷したエリアでも迅速に通信サービスを復旧できる体制を整えます。また、船上基地局を活用することで、沿岸部や離島などのアクセスが難しい地域でも通信手段を確保します。

具体的な取り組み

通信事業者間のインフラ共同利用: 各通信事業者が保有する基地局や光ケーブルなどのネットワーク設備を共有し、災害で損傷したエリアでも他の事業者の設備を利用できるようにします。
船上基地局の活用: 船上基地局は、災害で陸上の通信設備が損傷した場合でも、海上から電波を発射し、通信サービスを提供できます。沿岸部や離島などのアクセスが難しい地域でも通信手段を確保できます。
通信復旧チームの派遣: 大規模災害発生時には、通信事業者が共同で復旧チームを被災地へ派遣し、迅速かつ効率的にネットワークの復旧作業を行います。
自治体との協力: NTTは自治体と協力し、災害時の通信確保計画を策定しています。自治体のニーズに合わせた柔軟な復旧対応が可能になります。

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