宮城県で野生鳥獣肉の放射性物質測定結果が発表
宮城県は2024年12月18日、2024年度第7報となる野生鳥獣肉の放射性物質測定結果を公表しました。
測定結果の概要
- 測定対象：県内で捕獲されたイノシシ、シカ、カモシカ
- 測定期間：2024年10月～12月
- 測定場所：県内全域
- 測定項目：セシウム134、セシウム137
測定結果
測定された放射性セシウム濃度は、すべてのサンプルで国の基準値（100ベクレル/キログラム）以下でした。
- イノシシ：平均1.3ベクレル/キログラム（最高値9.2ベクレル/キログラム）
- シカ：平均1.0ベクレル/キログラム（最高値6.1ベクレル/キログラム）
- カモシカ：平均0.8ベクレル/キログラム（最高値4.2ベクレル/キログラム）
関連情報
- 放射性セシウム濃度の基準値は、厚生労働省が定めており、食品中の放射性物質による健康への影響を防止するために設定されています。
- 宮城県では、2011年の福島第一原子力発電所事故以降、継続的に野生鳥獣肉の放射性物質濃度を測定しています。
- 野生鳥獣肉の放射性物質濃度は、事故から時間が経つにつれて低下傾向にあります。
今後の対応
宮城県は今後も、野生鳥獣肉の放射性物質濃度の定期的な測定を継続し、国民の健康と安全を守るために必要な措置を講じていきます。
野生鳥獣肉における放射性物質の測定結果について（令和6年度第7報）（自然保護課）
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