北海道の空港と駅が太陽光発電で「実質ゼロ」排出を目指す
北海道旅客鉄道（JR北海道）、北海道電力、エネルギー事業者のHARE晴れは、北海道の新千歳空港駅と小樽駅における二酸化炭素（CO2）排出量を「実質ゼロ」にする取り組みで提携しました。
オフサイトPPAで再生可能エネルギーを調達
この取り組みでは、オフサイトPPA（電力購入契約）を通じて、両駅に電力を供給する太陽光発電所が建設されます。オフサイトPPAとは、事業者が自社施設外で発電した再生可能エネルギーを、電力会社から購入するという仕組みです。
新千歳空港駅
新千歳空港駅では、千歳市の新千歳空港滑走路南側にメガソーラー発電所が建設されます。出力は約50メガワットで、新千歳空港駅で使われる電力の約40%を供給します。
小樽駅
小樽駅では、小樽市銭函の既存の北海道電力小樽発電所の隣接地に発電所が建設されます。出力は約5メガワットで、小樽駅で使われる電力の約20%を供給します。
実質ゼロ排出の実現
これらの太陽光発電所からの再生可能エネルギーを活用することで、両駅のCO2排出量は実質的にゼロになります。これは、空港や鉄道駅の持続可能な運営を促進する重要な進展です。
HARE晴れとの協力
このプロジェクトは、再生可能エネルギー関連事業を行うHARE晴れとの提携によって実現しました。HARE晴れは、発電所開発の管理や運営、メンテナンスを担当します。
関連情報
北海道旅客鉄道・北海道電力・HARE晴れが協働で取り組む脱炭素の推進新千歳空港駅・小樽駅におけるCO2排出量「実質ゼロ」の実現に向けた太陽光発電によるオフサイトPPAの契約締結について
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