住友ファーマ、再生・細胞医薬事業の合弁会社を設立へ
2024年12月17日
住友ファーマは、再生・細胞医薬事業の合弁会社を設立すると発表しました。この合弁会社は、住友ファーマとバイオベンチャー企業であるリジェネラティブ・メディシン社との間で設立されます。
事業内容
合弁会社は、リジェネラティブ・メディシンの主要製品である、軟骨欠損症を対象とした再生医療製品「JAC-CART」の製造・販売を行います。JAC-CARTは、軟骨細胞を培養して軟骨欠損部に移植することで、軟骨組織を再生する治療法です。
合弁会社の概要
- 社名: 未定
- 出資比率: 住友ファーマ60%、リジェネラティブ・メディシン40%
- 設立時期: 2025年4月予定
- 代表者: 住友ファーマの役員が就任予定
提携の狙い
住友ファーマは、今回の提携により、再生・細胞医薬事業を強化することを目指しています。リジェネラティブ・メディシンは、再生医療分野で高い技術力を有する企業であり、住友ファーマの販売網や開発ノウハウと組み合わせることで、JAC-CARTの市場開拓を加速させる狙いです。
リジェネラティブ・メディシン社について
リジェネラティブ・メディシン社は、大阪に拠点を置く再生医療ベンチャー企業です。軟骨再生医療、創傷治癒、整形外科領域の細胞治療に関する研究開発を行っています。
住友ファーマについて
住友ファーマは、医薬品業界で約100年の歴史を持つ大手製薬企業です。循環器疾患、がん、中枢神経系疾患などを中心に、さまざまな治療薬を開発・販売しています。
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