WTO加盟のカメルーン、漁業補助金に関する協定を正式受諾
2024年12月16日
世界貿易機関(WTO)は、2024年12月16日17:00に、カメルーンが漁業補助金に関する協定を正式に受諾したことを発表しました。
漁業補助金協定
漁業補助金に関する協定は、2022年6月にジュネーブで開催されたWTO閣僚会議で合意された画期的な国際協定です。この協定は、過剰漁獲や漁業資源の枯渇につながる有害な漁業補助金を禁止することを目的としています。
カメルーンの受諾
カメルーンは、WTO加盟国のうち協定を受諾した47か国目の国になりました。この受諾により、協定の発効に必要な閾値である100億ドルの漁業補助金を超える国の約98%が協定を受諾したことになります。
協定の重要性
漁業補助金協定は、世界的な漁業を持続可能なものにするために不可欠であると考えられています。この協定により、魚資源の枯渇を防ぎ、海洋生態系を保護することができます。また、協定は、有害な漁業補助金によって不当に競争力を得てきた漁業者の不公平を是正することを目指しています。
関連情報
- WTOの漁業補助金協定のウェブサイト: www.wto.org/fisheries
- カメルーンのWTO加盟: www.wto.org/english/thewto_e/countries_e/cameroon_e.htm
業界の反応
漁業業界からも協定受諾に対して歓迎の声が上がっています。持続可能な漁業団体は、協定が海洋資源と漁業従事者の未来にとって重要な一歩であると述べています。
今後の展開
漁業補助金協定は、2024年6月6日に協定を受諾してから6か月後に発効する予定です。それまでは、WTO加盟国は協定の実施に向けて準備を進めることになります。
MC14 host Cameroon formally accepts Agreement on Fisheries Subsidies
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