厚生労働省、介護職種の技能五輪全国大会追加を検討
厚生労働省は2024年12月16日午前1時に、「技能五輪全国大会 介護職種の追加に向けた検討会」を開催しました。この検討会は、介護職種の技能向上を図るために新設される「技能五輪全国大会 介護職種」の開催に向けて、競技内容や開催時期などを検討するためのものです。
介護職種の技能向上と大会開催の背景
日本の介護業界は、少子高齢化の進行に伴い、今後ますます深刻な人手不足が予想されています。そこで、介護従事者の質を高め、介護サービスの質の向上を図るために、介護職種の技能大会の開催が検討されてきました。
技能五輪全国大会は、若年技能者による技術を競う国内最大級の大会です。介護職種の追加により、介護業界の認知度向上や、介護職に対する社会的な評価の向上も期待されています。
競技内容と開催時期の検討
検討会では、介護職種の競技内容や開催時期について以下のような議論が行われました。
- 競技内容：基本介助技術、認知症ケア、リハビリテーション介助など
- 開催時期：技能五輪全国大会のメイン大会である「技能五輪国際大会」の前年に開催
- 出場資格：介護福祉士や介護職員初任者研修修了者など
検討会では今後、競技内容や開催要件などの詳細を詰めていく予定です。
関連情報
- 厚生労働省「技能五輪全国大会 介護職種の追加に向けた検討会」：https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_14666.html
- 技能五輪国際大会：https://www.worldskills.org/
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