シャープ製「Xperia」の一部機種が違法電波を発射していたことが判明
2024年12月13日、総務省は、シャープが製造・販売した一部の「Xperia」スマートフォンが、携帯電話基地局との通信時に過剰な電波を発射していたことを発表しました。
違反機種と確認された製品
- Xperia 10 IV
- Xperia PRO-I
- Xperia 5 IV
- Xperia 1 IV
これらの機種は、2022年4月から2023年3月にかけて販売されていました。
違反の経緯
総務省の調査によると、問題の機種は、特定の周波数帯において、技術的基準を超える電波を発射していました。これは、携帯電話基地局との通信に干渉する可能性があり、他の通信サービスに影響を与えるおそれがありました。
違反に対する対策
シャープは、この問題を受け、該当機種のソフトウェアアップデートをリリースしました。アップデートにより、電波の出力レベルが技術的基準に適合するように調整されています。
ユーザーへの影響
ユーザーは、該当機種を使用している場合は、ソフトウェアアップデートを適用することが推奨されています。アップデートを適用しないと、電波法違反となり、罰則が科せられる可能性があります。
今後の方針
総務省は、すべての電気通信事業者に対し、電波法を遵守し、過剰な電波を発射しないように指導しています。また、今後は、携帯電話の電波発射レベルを定期的にモニタリングし、違反があれば厳格に対処する姿勢を示しています。
関連情報
- 総務省の報道発表（外部リンク）：https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/topics/2024/1213_01.html
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