防衛省副大臣が硫黄島戦没者遺骨を受け取る
2024年12月13日、防衛省副本部長・本田太郎氏が東京都立川市の国立戦没者墓苑で、硫黄島で戦死したアメリカ兵の遺骨を遺族に引き渡す式典に出席しました。
硫黄島の激戦
硫黄島は、第二次世界大戦中にアメリカ軍と日本軍が繰り広げた激戦地でした。1945年2月19日から3月26日まで、激しい戦闘が続き、両軍合わせて約28,000人が命を落としました。
遺骨の発見
遺骨は2023年、硫黄島で実施された捜索活動中に発見されました。遺骨はDNA鑑定の結果、アメリカ兵の遺骨であることが確認されました。
引き渡し式
引き渡し式では、本田副本部長が遺骨を遺族代表に手渡しました。遺族代表は「この遺骨を故郷に持ち帰り、家族とともに埋葬できることに感謝しています」と述べました。
遺骨の返還
硫黄島戦没者の遺骨の返還は、両国の友好関係を促進するために継続的に行われています。今日までに、アメリカ側から日本に返還された硫黄島戦没者の遺骨は、約2,000柱に上ります。
平和の維持
本田副本部長は式辞で、「この遺骨の返還は、過去の歴史を忘れず、二度と戦争を繰り返さない決意を新たにする機会となります」と述べました。
「自衛隊は、日本国民の命と安全を守り、地域の平和と安定に貢献していきます」と付け加えました。
防衛省について｜本田防衛副大臣の動静（硫黄島戦没者遺骨引渡式）を更新
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