練馬区で伝染性紅斑の流行警報
練馬区は2024年12月13日午前5時、区内で伝染性紅斑が流行しているとして、流行警報を発令しました。
伝染性紅斑とは
伝染性紅斑は、パルボウイルスB19による感染症で、頬に蝶形の発疹が出るのが特徴です。発熱、倦怠感、関節痛などの症状が出る場合もあります。一般的には軽症ですが、妊婦や免疫力の弱い人では重症化する可能性があります。
流行状況
練馬区では、12月12日に10件以上の伝染性紅斑の患者が報告されました。このことから、区内では伝染性紅斑の流行が起きていると判断されました。
症状
伝染性紅斑の症状には以下が含まれます。
- 頬に蝶形の発疹
- 発熱
- 倦怠感
- 関節痛
- 頭痛
- 喉の痛み
予防
伝染性紅斑を防ぐための予防接種はありません。感染を予防するためには、以下のような対策が重要です。
- うがい手洗いをこまめに行う
- 咳やくしゃみをする際はハンカチやティッシュを使用する
- 患者との濃厚接触を避ける
妊婦への注意
妊婦が伝染性紅斑に感染すると、胎児が貧血や心臓障害など重篤な合併症を発症する可能性があります。妊婦は、伝染性紅斑の流行時には特に注意が必要です。
感染が疑われる場合
伝染性紅斑の症状が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
その他の情報
練馬区では、流行の状況や予防対策について、区のホームページや保健所などで情報提供しています。 * 練馬区ホームページ: www.city.nerima.tokyo.jp/ * 練馬区保健所: 03-5992-2211
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