富山市が盛土規制法の規制区域指定に向けた基礎調査結果を発表
概要
富山市は、2024年12月13日、盛土規制法（宅地造成及び特定盛土等規制法）に基づく規制区域指定のための基礎調査結果を発表しました。
盛土規制法とは
盛土規制法は、盛土の造成や変更を規制することで、地滑りや土砂崩れなどの自然災害の発生防止を目的とした法律です。
基礎調査の概要
富山市では、2021年から盛土規制法に基づく規制区域指定に向けた基礎調査を実施しました。調査では、地盤の安定性や雨水浸透性、地形の傾斜などについて調査が行われました。
結果
調査の結果、富山市内の以下の区域が規制区域に指定されることが検討されています。
- 岩瀬中島地区
- 富山駅周辺地区
- 小糸地区
- 呉羽地区
これらの区域は、地盤が軟弱だったり、地形の傾斜が急だったりするため、災害が発生するリスクが高いと判断されました。
規制の内容
規制区域に指定されると、盛土の造成や変更には市の許可が必要になります。許可を得るためには、盛土が安全基準を満たしていることが求められます。
目的
盛土規制法に基づく規制区域指定は、以下の目的で行われます。
- 自然災害の発生防止
- 市民の安全確保
- まちづくりの健全な発展
今後の予定
富山市では、基礎調査結果を踏まえて規制区域指定に向けた手続きを進めます。2025年3月までに規制区域の指定が予定されています。
関連情報
- 富山市盛土規制法関連サイト: www.city.toyama.toyama.jp/documents/85264/index.html
- 盛土規制法: elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=413AC0000000120
宅地造成及び特定盛土等規制法（通称：盛土規制法）に基づく規制区域指定のための基礎調査結果について
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